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現行のninja250/400(2018~)に乗ってる皆さん、ライディング姿勢について不満はありませんか?
私はノーマルで乗っていた時はすぐに肩こり、首が痛い、腰が痛くなる、
という症状に悩まされました。
この理由は単純に前傾姿勢だからという訳では有りません。
前下がり形状のシートとニーグリップをした時にカウルが左膝に干渉する点にあります。
そこで改善する為のカスタムをご紹介したいと思います。
純正ハイシート
メーカーの純正オプション品です。
シート位置が高くなることは前傾がキツくなるんじゃないか?
と思われますが、それを上回るメリットが有ります。
カタログには30mmアップとしか情報が有りませんが、
実はこれノーマルシートと全然クッション性と形状が違います。
クッション性は厚みが増す為に、快適になる事は分るかと思いますが、
形状が違うとはどういいう事か?こちらをご覧ください。
固定カメラで撮れれば良かったのですが御了承ください。
注目して頂きたいのは単純に高さが変わったという事ではありません。
ハイシートは前部分が盛り上がって純正シートの前下がり形状が改善されたという事です。
写真では、ほんの僅かですが実際に乗れば違う乗り心地です。(クッション性が良くなったからとは別の意味でです。)
以下ノーマルとハイシートを比較したメリットのポイントです。
- 純正シートは前下がりがキツくて乗っていると、どんどんずり落ちて来てとタンクと股間が密着せざるを得ません。
運転中に段差を乗り越えた時の辛さは、男性の方でしたら分っていただけるでしょう。
ハイシートは比較的なだらかでタンクと股間との距離を少し保ったまま運転出来ます。 - 前下がり形状のノーマルシートとハイシートは乗っていると明らかに腰の筋肉が緊張度合が違います。
理由は前下がりだと、どうしても手首に体重がかかってしまいます。
それを避けようと無意識にやりづらいニーグリップで無理やり上半身を持ち上げようとしてしまいます。
結果、腹筋と腰の筋肉を過度に使ってしまいます。それがハイシートだと比較的に腰回りの筋肉が緊張するといったことが無くなります。 - バイクに跨った時、足の角度が微妙に変わりニーグリップがやりやすくなります。
- シフトアップがやり易くなる。
これは身長が高めの方に限った話なんですがノーマルシートの高さに対してステップ位置が高すぎる、という問題があります。
その為、足首がほぼ直角に曲げ切った状態で乗らざるをえず、シフトアップがやりにくい問題が有ります。
一応バイク側で少し調整は出来ますが、シートの高さを上げてしまえば根本的に改善されます。 -
ハイシートはクッション性が良くなる。
私はお尻の皮が、ぶ厚いんで(笑)
クッション性が良くなったのはおまけ程度ですが、
繊細なお尻を持っている方はハイシートへの交換を検討されてみてはいかがでしょうか?上記の通りメリットがたくさんあるので足つきに問題が無い方でしたらハイシートへの交換をお勧めです。
デメリットは私の体系でしたら何もなかったです。バックステップ
驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、普通はバックステップって前傾がキツくなるアイテムだからデメリットになるんではないか?私もそう思っていました。
ところが「バックステップ装着で前傾がキツくなるどころか寧ろ楽になる」という話を聞いたので自分でも思い切って試してみました。
BABYFACE ベビーフェイス :セットバックプレートです、50mm バック、32.5mm アップ
この製品は正確にはバックステップとは言わず、セットバックプレートと言います。
調整部分が無いため安価に購入することが出来ます。
バイクに跨った状態でも違いますが、実際走った時に違いをさらに体感できます。以下メリットです。
- 膝の位置が変わりニーグリップがし易くなる
- 脚が自然と少し内股になってニーグリップし易くなる。内股になることで良い意味で強制的にニーグリップする姿勢が出来、力を入れなくても無意識にタンクに足がピタッときます。
- 停車して脚を下した時にステップに干渉しづらくなる
- 走っている時にバイクを寝かしやすくなる(曲げやすくなる)
個人的にはメリットがたくさんあって、「これ純正採用したらいいじゃん!」って思えるぐらい感動してしまいました。
デメリットはブレーキホースを半ば強制的に後ろへを持ってくる事になり、
ホースにテンションがかかってしまう、ということでしょうか。
以上、バックステップ装着はハイシートに交換した時よりも効果を体感できました。
ハンドルアップスペーサー
これは一番わかりやすいと思います。ハンドル位置が高くなる事によって前傾が緩くなる物です。
BEET ビート :ハンドルアップスペーサー
一枚6mmを二枚重ねて計12mmアップです。
たかが12mmアップと侮ってはいけません。
乗った瞬間、違いを体感できます。
長時間運転をして疲れると「ハンドル位置がもう少し高ければ疲れないのに!」と思う事があります。
このスペーサーをカマスと運転が長時間に、なればなるほど疲労度合が違ってきます。
デメリットとして、乗車姿勢がほんのわずか直立してSSバイク特有の乗車姿勢が変わってしまうということでしょうか。
(な~に12mm程度なんてバレません。‥‥‥たぶん(笑))
あと、スポーツライディング性能が少しスポイルされかもしれないということです。私はそんな運転はしないし、関係の無い話ではあります(笑)
ライディングポジションを楽にしようと思ったきっかけ
免許を取ってバイク自体の運転も慣れ少しずつ体が楽になってきました。ところが長時間となると体のあちこちが痛い。
最初に買ったバイクがこのninja400ということもあって、
ssバイクはみんなこんなもんだろう!
もっと慣れれば鍛えられて、そのうち痛く無くなるだろうと思っていました。
でも、どうしても往復150キロぐらいのツーリングで首が痛くなってきます。
それ以上は、マメに休憩を取ってもダメで、そっから先、距離の壁みたいなものを感じました。
そもそも私は交通事故(バイクが絡む事故ではありません)で首をむち打ちになった経験があります。
その後遺症で首が弱いといった症状を持っています。
なぜそんな状態で首に負担がかかる前傾のssバイクを買ったのか?
バイク乗りのみなさんならご理解いただけるとは思いますが、
どうしてもそのバイクが乗りたかったんです。
それ以上の理由は有りません。
‥‥‥と、まあそんなモヤモヤした状態のまましばらく乗っていました。
カスタムをしようと思ったきっかけはレンタルバイクでZX-25Rに乗って、とある発見があったからです。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますがZX-25Rはninja250/400よりも前傾がキツいです。
最初にZX-25Rのシートに跨った時、あまりの前傾に「ninja400よりもすぐに肩と首が痛くなるな!」と思い乗りました。
ところが走り出して、しばらくしても全然痛みがやってこない!
午前10時にレンタルをして夕方の暗くなるまで、休憩を挟みながら乗り回していました。それでも肩と首に疲労感はあるものの、痛みまではありません。
それはなぜか?
ZX-25Rの方が圧倒的にニーグリップがしやすかったからです。
皆さんもニーグリップの重要性は自動車学校で嫌になるほど教わったはずです。
(私だけかな?)
メリットの一つとしてニーグリップを適切にすれば上半身がリラックスでき長距離ツーリングになればなるほど疲労を軽減しやすくなると言ったことがあります。
これは前傾がキツいバイクほど顕著です。
私がninja400に乗った時には体系的に左膝がどうしてもカウルに当たってしまい、ニーグリップがどうしても甘くなります。
ところが、ZX-25Rはニーグリップがしやすくタンクと脚との一体感が得られます。
その為、比較的に肩、首、腰がリラックスした状態で運転でき痛みがでなかったのだろうと思います。
前傾がninja400よりもキツイのにも関わらず、ニーグリップし易いために体への負担が少なくなるという経験をし、自分のninja400をニーグリップをしやすくする為のカスタムをすることにしたのです。
まとめ
いかがでしたか?大好きなバイクでもツーリングが辛ければ乗る事自体が億劫になってくるのではないでしょうか?
そんなときに試してみるのが乗りやすくするカスタムだと思います。
ドレスアップ目的とは別の愛着が湧いてきます。
では皆さんも安全運転で楽しいバイクライフを! おわり